二期制導入について
二期制導入に関するQ&A
令和7年10月16日更新
- 1.来年度から一斉導入する理由は。入学生から年次進行ではいけないのか?
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1.単位制で90分授業を行う本校において、半期で単位を認定する二期制を導入することは、「必要な科目を選択できる幅が従来よりも拡がる」、「短い期間で目標を設定して集中的に学習できる」を初めとする効果が見込めるため、早期の導入を目指してきました。一方で、令和4年度から導入された現行学習指導要領※1に基づく本校の教育課程が、今年度本校全体に普及することを待って導入にこぎつけました。
二期制導入に伴い、学期の切れ目や夏季休業期間が変わるため、学校行事等も見直し、より効果的で適切な時期に配置できるよう検討しています。学校行事も含め、在校生も入学生と共に学習し、充実した学校生活が送ることができるよう、本校全体で一斉に導入することとしました。
- 2.クラス単位で授業を受けることはできるか?
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2.まだ学校に十分に慣れていない1,2年次には必履修科目が多く、概ねクラス単位の授業となりますが、数学や英語の学び直しの科目を受講する必要がない生徒は、1年次でも上の年次で学習する科目を選択し、受講することもできるようになります。3,4年次は選択科目が増えるため、クラスに関係なく受ける授業が増えますが、同じ選択をした多様な生徒と授業を通して交流することは、社会に出ることを目前に控えた生徒にとって、必要な経験であると考えます。
- 3.1科目の週当たりの授業回数が増えることで、学習内容が詰め込みになってしまうのではないか?
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3.通年で2単位科目を学習する場合、週に1回しか授業がなく、学力の定着が課題となります。半期で週に2回の授業になると、必然的に授業間のつながりができて記憶が定着しやすく、より基礎的・基本的な学力の積み上げができるようになります。
いわゆる暗記ものといわれる教科についても、現行の学習指導要領に基づき、テストで評価をしやすい「知識・技能」の観点だけでなく、どのように考え問題の解決を図るかという「思考力・判断力・表現力」、「主体的に学習に取り組む態度」の三つの観点を踏まえて評価できる授業を進めています。かつての講義型で知識を身につけることだけに重きを置いた授業ではありませんので、よろしければ、授業公開週間などの機会に、生徒が主体的・対話的に授業に取り組む様子をご覧ください。
- 4.定期テスト期間がなくなることにより、単元テストなどテストの回数が増えるのでは?
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4.従来は各学期をおよそ半分で区切り、定期テスト期間を設けていましたが、単元の途中で試験範囲となる科目や、その期間に試験を実施しない科目もありました。科目や単元により、学びに必要な期間や評価方法が異なるため、時期による一律の定期テスト期間は設けず、教科・科目の実情に応じ、単元の切れ目などにテストを実施することとしました。
教科により、狭いテスト範囲で回数を多く行う科目や、広い範囲で回数を少なくして行う科目がれば、小テストや実技テストで評価する科目もあるため、事前にシラバス※2等で評価方法を明確に伝え、生徒が理解したうえで授業に臨むことができるよう努めます。
- 5.教科・科目によってテストの時期や回数が違うと聞くが、具体的な日程や範囲はどのように伝えられるのか?
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5.各教科・科目ごとにテストの日程や範囲について、シラバスやできるだけ早期に授業の中で示し、生徒は学習計画を立てて、授業の進度や内容を見通して学習を進められるようにします。
お子さまと一緒にテストの日程等の管理をしていただいているご家庭におかれましては、お子さと同様、シラバスを通してテストの日程や範囲の確認をしていただくことができますので、社会に出てから必要なスケジュール管理も含めて、お子さまが学習計画を立てられるようお力添えくだい。
生徒の成長を促すことを念頭におき、今後もよりわかりやすい示し方の導入について、その是非も含めて引き続き検討して参ります。
- 6.病気やけがなどで一定期間休んだ場合、半期だとすぐに欠席時数が増えて単位の修得が難しくなるのでは?
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6.同一教科・科目の週あたりの授業時数が多くなるため、比較的短期間で欠席時数が多くなるのと同様、出席時数も短期間で十分に確保できます。例えば、事情により1ヶ月程度の欠席を余儀なくされる場合であっても、それだけをもって単位が不認定になることはありません。また、補習などにより学習の遅れを補うこともできますので、ご安心ください。
万一、単位が修得できない場合は、二期制では半期ごとに科目の見直しや授業の取り直しを行うことができます。この場合、単位制のため、学年に関係なく履修し直すことができます。
- 7.卒業年度の前期で必要単位を修得した場合、卒業はどうなりますか?
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7.卒業には修得単位のみならず、特別活動等の成果も必要な要件となります。このため修得単位数だけをもって予定した在学期間を短縮して卒業することはできません。また、卒業に必要な単位数(74単位)は下限であり、それを超えて修得し、高校での学びを高めることができます。
一方で、事情により当初の在学期間内に卒業できなかった場合、従来は1年単位でしか延長が認められなかったところ、二期制では、前期で卒業要件を満たすことができれば秋に卒業することができます。なお、この場合も後期に進路指導を受けることは可能です。
- 8.半期ごとに時間割が変わると生徒が戸惑わないか?
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8.1年ごとに変わる時間割が半年ごとになるため、在校生にとって慣れるまでは忙しく感じることがあるかも知れませんが、時間割の作り方については例を準備し、生徒が戸惑うことのないよう担任等が半年かけて、個々のペースに合わせてしっかりとサポートします。
なお、二期制を実施している県内の定時制高校においては、半期ごとに時間割が変わることも高校の学び方の一つとして生徒に受け入れられ、二期制のメリットを享受できているとのことです。
- 9.二期制は誰にとってメリットがあるのか?
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9.単位制高校における二期制は、どの生徒も前向きに充実した学校生活を送ることができる制度であり、今回の取組のいくつかは、文部科学省が子どもたちの現状や世の情勢をふまえ次期学習指導要領で導入を検討しているものと重なります。(令和14年導入予定)
個々の生徒がメリットとして感じるかどうかは学校生活への取り組み方にもよりますが、生徒がより前向きに学校生活に取り組むことができるよう、二期制の制度を活用し、学校全体で一人ひとりの生徒に応じた指導や支援をさらに充実させていく所存です。
ご家庭におかれましては、お子さまが規則正しく学校生活ができるよう声を掛けていただくとともに、日々の学校での取組を認めていただくなどにより、生徒が前向きに学校生活を送れますようご協力をお願いします。
※1 学習指導要領 学習指導要領とは、文部科学省が定めている教育課程の基準です。およそ10年に一度改訂されており、すべての学校がこれに沿って教科・科目の授業を実施しています。
※2 シラバス シラバスとは、年間または学期ごとの授業計画で、授業の内容や進め方、評価方法などを具体的に示したものです。(本校はシラバスの冊子を毎年生徒に配付しています。)